五十肩
肩を上げる時に痛みや肩が上がらない等の特徴を持つ事を五十肩又は凍結肩と呼んでいる。主に40歳過ぎからこの症状があることから四十肩とも言われています。
疼痛・急性期(フリージング期)、拘縮・慢性期(フローズン期)、回復期(ソーイング期)に分かれていて、急性期に夜間時痛などがみられる。
臨床経験
大半の五十肩の人が、腕を上げると痛い・上がらないと言われます。
1〜2年すると、回復期もあり自然治癒した(治った)という人の話も聞いたことがあります。
五十肩の痛みの原因は何か?
原因は神経痛、筋肉(腱)炎、拘縮、いくつかありますが、経験上多いのは上腕骨を上げるのに対して肩甲骨が本来ならば外転して上方回旋して付随するのに対して猫背等で上腕骨頭が少し前にあり上腕骨頭と肩甲骨の骨がぶつかり付随せず痛みを起こしている場合が多いです。
当院でのアプローチ
肩の症状ですが、足から背骨のバランスを診てから肩を診ます。
転倒したとか、交通事故などの直接的な衝撃以外は、体の崩れから五十肩の痛みが来ていると考えているからです。
アドバイス
空手道場をやっていた事もあり、空手には、突きと引き手というのがあります。引き手は肩関節内転、前腕回外位の状態で肘を後方へ引く動作のことです。
リハビリでは、腕(肘)を引くという動作を1年ほどすると五十肩が治るというぐらい良いリハビリ方法です。